患者
Sさん  40代  女性  主婦  あま市篠田

 

来院
平成29年9月

 

症状
5月頃から左腕に違和感があり、時間と共に治るだろうと思って
いたら、だんだん痛みが強くなってきた。
現在では夜も眠れないくらいに痛くて、シビレも出てきた。

 

所見
炎症ある。
筋緊張は強いが可動域制限はなし、首の動きに制限が出ている。
首の筋肉を傷めたのと、中度の四十肩を併発していると思われる。

 

治療と経過
1回目の治療直後は特に変化なし。
3回目で炎症取れてきて、腕の痛みも減少した。
6回目で炎症消失、腕の痛みは5割程に減って首の可動域は改善。
10回目で腕の痛み改善、可動域なども制限なし。
腕が治った直後にぎっくり腰になるなど、アクシデントはありま
したが、痛みもシビレも無くなり、今後のリスクを説明した上で
卒業となりました。

 

考察
Sさんの場合、四十肩を中心に炎症が首にまで拡がってしまい、
シビレや可動域の制限を起こしていました。
四十肩も凍結型ではなかったので、改善も予想通りの速さでした。
発症からかなり時間が経っていましたが、しっかり治療すれば
ちゃんと四十肩も改善すると改めて実感しました。
しばらくしてから当院に顔を出され、四十肩が治ったからパートを
始めたと聞いてとても嬉しかったです。