こんにちは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。
寒い季節にパソコンに向かっているとどう
しても足が冷えるので、最近湯たんぽで下
腹部を暖めています。
前回の記事では、残念ながら摂取したコラ
ーゲンはそのままお肌に使われないことを
紹介しました。
前回に記事はこちら→コラーゲンの吸収と生産
今回はコラーゲンを摂取して効果はあるの
かお話したいと思います。
実はこれは専門家の中でも「効果ある派」
と「効果ない派」と別れています。
そしてそれぞれの主張は次のようになります。
効果ある派の主張
・実験で結果が出ている
コラーゲンを使用した実験は数多く発表さ
れ検証されています。
・摂取したコラーゲン全てがアミノ酸に分解されない
コラーゲンを摂取してもアミノ酸に分解さ
れてしまうと前回紹介しましたが、1部のコ
ラーゲンは分解されず、「コラーゲンペプ
チド」として体内に吸収されることが発見
されました。
「コラーゲンペプチド」はそのままコラー
ゲンにはならず、線維芽細胞を増やしてく
れます。
線維芽細胞とは真皮層にあり、コラーゲン
やエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す美
肌の核となる細胞です。
これが本当であればコラーゲンの摂取は美
肌に効果あると言えるでしょう。
効果ない派の主張
・体内でアミノ酸に分解される
前回紹介したコラーゲンは体内に吸収され
る時、アミノ酸に分解されるという主張です。
先ほどの話もあるので、全てがアミノ酸に
分解されるのかがカギになりそうですね。
・効果があっても顔の肌に都合よく使われる訳ではない
これは効果ある派も納得せざる得ない事で
すね。
肌は全身ありますし、コラーゲンは骨など
にも使われます。
以上の話をまとめると
・コラーゲンが全てアミノ酸に分解されるのか?
・生成されたコラーゲンが顔の肌に使われるか?
の二つが問題点となります。
これではまだ効果があるのかないのかわか
りませんね。
長くなってしまったので、次回に続きをお
話したいと思います。
次の記事はこちは→コラーゲンを飲む効果はある?ない?2
アンチエイジング美容鍼についての記事はこちら