患者
Mさん  60代  男性  自営業  名古屋市中川区

 

来院
平成28年11月

 

症状
左腕が4ヶ月ほど前から上がらなくなってきた。
真横に上げようとしても少ししか上がらない。
腰の痛みは昔からあったが、2月に手術をしてから痛みが強くなった
気がする。

 

所見
左腕炎症なく、可動域が挙上130°横80°
左肩甲間部の筋肉の緊張強い。
腰椎の3~5番にズレがみられ、筋緊張もあるがそこまで強くない。

 

治療と経過
1回目の治療直後は少し楽になった。
4回目で腰の痛み改善。腕の痛みも減少。
8回目の治療で腰の調子良く、腕は可動域が改善し違和感を感じるくらい。
12回目で腕の可動域、挙上170°、横160°
現在は1~2週間に1度、定期的なメンテナンスに通っていただき、
少しでも長く元気にお仕事が出来る様に、サポートさせていただいて
おります。

 

考察
左腕の五十肩は発症から時間が経っており、筋肉に石灰沈着を起こし
硬まっていた。
そのため改善には多少時間がかかることを説明し、理解を得てから
施術を行った。
時間は多少かかりましたが予後は良好で、現在は何も問題なく仕事も
生活も過ごせる状態。
腰は手術による筋肉量の低下が原因で、仕事の負担に耐えられなかった
と考えられます。