患者
Tさん 70代 男性 あま市七宝町

来院
平成28年11月

症状
腰と足の側面に痛みとしびれがあり、15分も立っていられない状態。
数か月前に腎臓の移植手術を行い、それから悪化しだした。

寝返りをしようとすると太ももの外側に激痛が走り、まともに
寝られずかなりつらい。

治療した症状
腰のコリ、足の張り、足の冷え

治療内容と経過
ベッドに寝るのはそんなに苦にならないようなので、うつ伏せで施術開始
その後足の側面を横向きで施術。
触診と指圧で筋肉や骨の状態を把握し、鍼灸施術を行う。

1回目では腰と足を中心に施術を行い、施術後では半分ほどの改善が
みられましたが、動くと痛むとのこと。

2~3回目では痛みはほとんど改善し、しびれと違和感がある程度になった。
5回目以降では調子も良くなり、気にならない程度のしびれを残すのみ。

考察
Tさんの場合、手術の影響で傷跡の部分の血流が悪くなってしまい、
腰の筋肉の強張りや冷えの原因になってました。

足のしびれは筋肉が原因の神経の圧迫と、冷えからくる感覚の麻痺から
出たものだと考えられます。

筋肉と神経の2つの痛みが絡み合っていたが、期間を詰めて
通院して頂けたので改善も早かった。

 

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