こんにちは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。

 

早い人はGWに入り暴飲暴食していませんか?
腸内環境を崩さないように気をつけて下さいね。

前回までに便秘の種類についてお話ししました。
今回は便秘の原因から見ていきたいと思います。

前回までの記事はこちら
身近な便秘と病気の落とし穴

生活習慣による便秘と分類

原因別にみた便秘

・食物繊維の不足

昔は食物繊維は必要のない栄養素と言われていま
した。
ですが、現在は第6の栄養素として重要視されてい
ます。

もともと日本人の食事は食物繊維を豊富に摂ってい
ましたが、食の欧米化が進み現在は戦前の半分以下
になっています。

食物繊維が不足すると弛緩性便秘の原因となります。

・運動不足

運動をすることで腸が動き、排便に必要な筋肉が鍛
えられ、自律神経の乱れも整えられます。

運動不足だと弛緩性便秘や痙攣性便秘の原因となり
ます。

・ストレスによる便秘

過度なストレスは自律神経を乱し、調整ができなく
なります。

大腸の動きをコントロールしているのは、自律神経
副交感神経なので、ストレス状態が続くと大腸の
動きが鈍ったり逆に強く収縮してしまったりします。

ストレスによる便秘は痙攣性便秘、重症だと過敏性
腸症候群になります。

・腸内環境の悪化

腸内環境とは善玉菌と悪玉菌の量によって変わり、
食生活が大きく関係します。

発酵食品を多くとれば善玉菌が増え、肉や脂身を多
くとれば悪玉菌が増えます。

腸内環境は便秘だけではなく、肌荒れにも関係する
ので女性は特に気をつけた方がいいですね。

・水分不足

水分は排便に必要不可欠です。
便が乾くとそれだけ排便が困難になります。

これら以外にも病気や薬の副作用などが便秘の原因
になります。

お腹をスッキリして気分もスッキリ!
快適に過ごしましょう。