こんにちは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。

いつも何気なく歩いている私たちですが、実は普段
の姿勢が大きく影響しています。

腰が曲がったお年寄りが走れないのも、筋力的な問
題もありますが、身体の構造上無理があります。

自分の姿勢が気になる人は、歩き方のチェックの目
安として靴底のすり減りを見てみて下さい。

1.内側ばかりすり減るケース

内側ばかりすり減る人はX脚や内股の傾向がありま
す。
膝の内側に重心がかかっているので、50代以上の女
は特に気をつけないと、膝の軟骨がすり減りやす
くなる可能性があります。

膝が痛いけど、どこへ行けばいいかわからない方へ

気をつけるところは、猫背になっていることが多い
のでピンと背筋を伸ばして歩くことが大切です。
身体の中心から頭を通って、上に引っ張られている
イメージを持つといいですよ。

2.外側ばかりすり減るケース

外側ばかりすり減る人はガニ股やO脚の傾向があり
ます。
足の内側の筋肉を使えておらず、骨盤の傾きを誘発
して全身のバランスが崩れる原因となり得ます。

腰痛の元にもなりますし、何より姿勢がだらしなく
見えるので早いところ治しましょう。

歩くコツとしては脚の内側を締めて、母趾球で踏み
しめている感覚を持つことです。
筋肉の低下が原因でもあるので、太ももの内側のト
レーニングも効果的です。

3.かかとばかりすり減るケース

かかとがすり減る人は腹筋と背筋が衰えて、猫背に
なりがちな傾向があります。

4.つま先ばかりすり減るケース

親指の付け根(母趾球)がすり減るのは特に問題な
いですが、つま先全体がすり減る場合は外反母趾に
なりやすい傾向があります。

5.どこもすり減ってない

どこもすり減ってない人はその靴をあまり使ってい
ないか、外に出ていません(笑)
1番不健康なので習慣的に散歩などを始めましょう!

当院に治療を受けにくる患者さまは、外側に重心が
寄っている人が多いです。
身体の改善度合いに合わせて歩行や姿勢の指導を行
っております。

ちゃんと実践して気をつけている人は結果が出てい
ますし、やらなければ結果は変わりません

自分の姿勢を把握できたら、次は良くなるように実
践あるのみです!