こんにちは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。
当ブログ記事は皆様に元気でイキイキと暮らしていただくために
健康の大切さに気付いてもらい、笑顔で幸せな未来を歩むための
お手伝いをさせていただいております。
最近風邪が流行っているみたいですね。体調はいかがでしょうか?
当院にも風邪を引いたから、と予約の変更がいくつかありました。
なんでも最近の風邪は熱は出ないけれど、咳やのどの痛み、鼻水などが長引くみたいです。
身体を休め、お大事にしていただき、早く良くなってほしいと思います。
で・す・が、一つだけお伝えしたいことがあります。
風邪の症状こそ鍼灸治療を受けて欲しい!!
風邪の症状こそ鍼灸治療を受けて欲しい!!
風邪の症状こそ鍼灸治療を受けて欲しい!!
あなたに届けこの想い!!(悪ノリ)
大事なことなので3回言いましたが、風邪の症状に鍼灸施術はめっちゃおすすめです。
自分も風邪の引き初めに施術することで、ここ3年ほど悪化せずに済んでいます。
ということで今回は、僕がやっている風邪を悪化させない方法を
ご紹介したいと思います。
「マジで?ちょー知りたい!」って方も、「またまた~どうせ盛ってるでしょ?」と思う方も
とりあえず知っておいていただければ、無駄にはならないと思います(たぶん)。
ポイントは以下の3点になります。
①簡単にくすりに頼らない
②身体の治す力を使う
③風邪の症状に効果のあるツボ
①簡単にくすりに頼らない
風邪を引いて喉がいがいがしたり、鼻水がでたりすると、
すぐにくすりを飲んでいませんか?
それ、逆に風邪を長引かせているかもしれません。
風邪の初期症状にくすりを飲んでしまうと、症状のみが緩和され、
身体の免疫機能が働いてない状態になるので、ずるずると長引く可能性があります。
特に市販薬では様々な症状に対応するために、いろいろな成分が入っているので、
副作用の方が強く出てしまうこともあります。
くすりに頼りっぱなしだと、身体の免疫機能も弱くなってしまい、風邪を
引きやすくなってしまいます。
「ちょっとだるい」くらいだったら、くすりに頼るのは我慢して、食事量を調整し、
しっかりと睡眠をとりましょう。
②身体の治す力を使う
先ほども少し出ましたが、風邪や熱を治したい時は食べずに寝ると効果的です。
実は、食べ物の消化と吸収にかなりのエネルギーが使われているからです。
食べないことで消化と吸収に使われるエネルギーを、原因菌と戦うための
エネルギーとして使えます。
逆に消化に時間のかかるものや、こってりした胃腸に負担のかかるものは、
余計なエネルギーを消費してまいます。
風邪の初期ならば、ビタミンA・ビタミンC・亜鉛を摂るようにし、
免疫力を高める栄養素を補給するのもいいと思います。
熱がある時は、食欲がなければ食べない、または白湯と海水塩を
摂るくらいで十分です。
普通の食塩(精製塩)では、ミネラルがナトリウムしか入ってないので
海水塩にしましょう。
解熱作用や発汗作用がある生姜湯もおすすめです。
本来は発熱も原因菌を殺すためなので、解熱剤は様子を見ながら飲むようにしてください。
③風邪の症状に効くツボ
さて、ここからが待ちに待った本番です。(ホントかよ)
僕は鍼やお灸を使いますが、自分でやるときはお灸や生米テープ(生米をサージカルテープで
留める)を使ってください。
お灸は火傷や火事にならないように、生米テープはかぶれないように気をつけて下さい。
・熱に効くツボ
曲池:肘を曲げた時にできるシワの一番端
十宣:両手の指の先の先端中央
八邪八風:手と足の指の間
正直言うと熱が出るまで悪化しないので、あまり使ったことがありません。
使うとしたらこのツボを使うつもりです。もちろん十宣に鍼は使いません(笑)
・のどに効くツボ
人迎:喉仏から外側指2本分のところ
天突:左右の鎖骨を結んだ中央のくぼみ
のどのツボはお灸をしてあげると治りが早くなります。
のどが冷えているとあまり熱く感じませんので、熱く感じるまでしましょう。
・鼻に効くツボ
印堂:眉間の中央
迎香:小鼻(鼻柱の左右のふくらみ)の脇
鼻のツボは顔にあるので、寝る時にテープを貼ったりすると鼻詰まりが解消されて
寝やすくなります。
・手にできる風邪の症状対策
これは高麗手指鍼という、全身を手に見立てて行う施術法を
参考にした方法です。
中指の第2関節と付け根のシワが、身体の鼻とのどに当たる部位となり、
その部位をつまんだりお灸をします。
シワは敏感なので熱くなったら少しずらして火傷に気をつけて下さい。
本来はしわに沿って鍼を薄皮一枚通す施術法で、痛みもなく即効性が
かなりあります。(本当にオススメ)
ぶっちゃけて言うとこれだけで大体治ります(笑)
風邪気味の患者さまに施術すると、次に来た時に「あれからすぐに良くなった!」と
感動して報告してくれます。(嘘くさいけど本当です)
もうこれを紹介したいがために今回の記事を書いた気すらします。
文字量からして気合の入れ方が違いますね(笑)
ぜひ一度お試しいただければと思います。
*最後に
くすりはここぞというときに飲むようにして、初期症状は自分の力で何とかしたいですね。
風邪に負けないようにするためには、自分の免疫力を高めることが大切になってきます。
鍼灸施術は全身の血行が良くなるので、身体の免疫力も上がります。
風邪を引かない、悪化しないための予防には鍼灸がとても有効です。
ぜひ日頃から予防を意識して、風邪に負けない身体を手に入れましょう。