こんばんは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。
今日は日差しが暖かくて気持ちが良かったですね。
前回までの二度寝・昼寝に続き睡眠のお話をしようと思います。
まず睡眠のメカニズムについて説明します。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の2つに分けられます。
ノンレム睡眠から始まりレム睡眠へと90分周期で移行し
一晩で4~5回繰り返されます。
よくノンレム睡眠を深い眠り、レム睡眠を浅い眠り
と言いますが実際は少し意味が違います。
ノンレム睡眠とは脳の眠りです。
ノンレム睡眠は入眠直後から始まり浅い眠り→深い眠り→
浅い眠り→レム睡眠へと移ります。
特徴
・夢をほとんど見ない
・身体を支えている筋肉は働いている
・呼吸や脈拍が少なくなる
それに対してレム睡眠は身体の眠りです。
身体は寝ていますが、脳は起きている状態で
この時に目が覚めるととスッキリ起きられます。
特徴
・夢を見る
・身体が脱力状態になる
・呼吸や脈拍が不規則になる
次に睡眠の質を上げる方法を紹介します。
1番気を付けたいのがスマホやテレビなどは
寝る30分前にはやめましょう。
スマホは画面からの距離が近いので特にですが、光の
刺激が脳を覚醒状態にしてしまい、ノンレム睡眠へ
入るのを阻害してしまうのです。
寝る時間帯を保つのも大事です。
身体はリズムを記憶しているので、決まった時間に
寝ることでスムーズに入眠できます。
脱力するのも効果的です。
人の身体は知らないうちに力が入っているので、伸びを
する時みたいに一度全身に力を入れてから一気に脱力すると、
余分な身体の緊張が取れて深い眠りに入りやすくなりますよ。
いかがでしたか?6時間睡眠を14日続けると2日徹夜した
状態にまで、脳の機能が低下すると言われています。
睡眠時間自体が短い方もこれを機に生活リズムを見直せるといいですね。
寝ようと思っても寝つきが悪い方や、途中で起きて
しまう方には鍼灸での自律神経の調整がおすすめです。
次回はそんな不眠についてお話できればと思います。