五十肩のリスク が高い人は日常的にそうなるような習慣を
過ごしています。
パソコンやスマホは昔にはなかったですし、身体を動かす
習慣もどんどん減っているからです。

食事内容や生活習慣が昔とは変わり、30代でも五十肩に
なる人が出てくるようになった現在は、若いからと
油断はできません。

五十肩のリスク

まだ五十肩の原因は解明されておりません。
筋力量の関係で女性の方がなりやすい傾向ですが、
男性も普通に発症します。
予防に努めることでリスクを減らすことが大切です。

 

①五十肩のリスク が高まる姿勢

当院でよく五十肩の患者さまから質問されるのが姿勢です。
どのような姿勢だと良くて、どの姿勢だと悪いのか、わからない
患者さまが多いです。

少し前から座るだけで骨盤を整える座椅子なんかも販売されて
いますが、基本的に猫背になっていると、五十肩のリスクが
高まると考えられます。

長時間のデスクワーク不良姿勢での仕事は、筋肉を疲労させ、
炎症を引き起こす可能性があります。

姿勢が悪くならないためにも、市販の座椅子を使ってみたり
1時間に1回くらい肩を回したりして、軽く動かすように
心がけてください。

そうすることで、緊張した筋肉がリフレッシュされて、
筋肉が硬くなるのを緩和してくれます。
五十肩の予防にもなりますし、五十肩の悪化を防いでくれます

 

②運動不足で五十肩のリスクが高まる

運動不足も、五十肩になる大きな要因の一つになっています。
これを解消せずに五十肩を避けるのは難しいでしょう。

普段から肩の関節を動かすような運動をしているだけで、
五十肩のリスク はグッと低下します。

朝にラジオ体操をする会社もあると思いますが、それを
真剣にやるだけでも違いは出てきます。

家事や仕事で動かしているつもりの人もいますが、大切なのは
腕を大きく動かすことです。
これが意外と日常ではできてません。

大きく手を振ってウォーキングをするなどして、軽い運動を
心がけてください。

 

③スポーツから起きる五十肩

スポーツから肩の痛みになるケースはたくさんありますが、
特にゴルフ・テニス・バレーボールは五十肩のリスクが
高まります。

・ゴルフの場合
ゴルフは年を重ねても楽しめるスポーツですが、年々股関節が
硬くなり、股関節の動きがなくなってきます。

そうなると腰を上手く使うことが出来なくなり、手打ち・肩打ち
になってしまうのです。

打っている感覚はいいスイングができているのですが、
テイクバックやフォロースルーの時に肩の筋肉を伸ばして
しまい、負荷がかかることで炎症と痛みが出ます。

・テニスの場合
テニスではサーブやバックハンドでボールを打ち返す際に
負担がかかり、肩の炎症につながってしまうケースがあります。

どの競技でも同じですが、ボールを打つ瞬間はとても強い衝撃が
腕に伝わります。

テニスでは特に、サーブを打つ時の腕の衝撃がかなりあります。
年齢とともに筋力が落ちてくる、衝撃に耐えられなくなり
炎症を起こして痛みが出る可能性があります。

・バレーボールの場合
バレーボールはアタックやサーブで肩の筋肉に炎症が起きて
しまったり、アタック動作の繰り返しで神経にあたり、シビレが
起きてしまうことがあります。

これ以外のスポーツでも、無理をすると筋肉の萎縮に
つながってしまいます。
少しでも痛めたと感じた場合は、アイシングしてください。

普段のスポーツでも大なり小なり筋肉に炎症は起きています
疲労を早く取ってあげることも含めて、アイシングすることで
炎症が早く治まります。

ゴルフやバレーボール、テニスなどは肩を痛めることが多く
ありますが、ほとんどの方が痛みを我慢することで症状を
悪化させてしまいます

スポーツ後はアイシングが基本ですが、冷やし過ぎることで
筋肉が硬くなり、痛みを引き起こすことがあります。
そういう時はお風呂に入って温まると楽になるはずです。

 

*最後に

近年は、昔と比べて五十肩のリスクが上がったと思われます。
日常の中でリスクが上がったなら、意識的に回避していく
ことが大切です。
当院は姿勢指導や、日常的なケアを提案していくことで
予防を進めております。
もし、腕の痛みなどで五十肩の心配がありましたら、お気軽に
ご相談ください。

かとう七宝治療院は
皆様に笑顔でイキイキと暮らしていただくために、
健康の大切さに気付いてもらい、元気で幸せな未来を歩むための
お手伝いをさせていただいております。

 


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