中高年の人の肩の痛みの中でも、五十肩は特にツラいですよね。

単に五十肩と言っても、問題の起きる筋肉によって腕の前側が痛い人
・肩の真ん中がだるい人・肩の後ろに手が回せない人など
人によって出てくる症状はさまざまです。

 五十肩の改善 を目指すなら主要な筋肉について
もう少し知っておく必要があります。

五十肩の改善

五十肩の改善 は1日2日で変わりません。
しっかりとお悩みに合わせたケアを地道に続けることが
改善への近道です。

五十肩の改善 で重要な3つの筋肉

五十肩では主に3つの筋肉が悪くなり、痛みや可動域を減らす原因に
なっているものがあります。

それは、棘下筋・三角筋・大胸筋の3つです。
この3つの筋肉は、五十肩のビッグ3と呼んでもいいほど改善には
重要になってきます。

当院はまず棘下筋のケアから始めるようオススメしております。

棘下筋
五十肩の改善

棘下筋は肩甲骨から始まり腕につく筋肉で、水平状態で腕を後ろに
引く動作に関与します。

五十肩を発症した多くの患者さま、棘下筋に炎症が起きて
痛みに苦しんでいます。
この筋肉を緩めるだけで五十肩がかなり改善されるケースもあります。

(→棘下筋のセルフケアはこちら

三角筋
五十肩の改善

三角筋には前部・中部・後部があり、反対の腕を触る・前から
腕を上げる・横から腕を上げる動きに関与します。

五十肩になって、痛みで長く腕を動かさないでいると
筋肉が落ちて肩を支えられなくなり、持続的な痛ダルさや
鈍痛を感じます。

(→三角筋のセルフケアはこちら

大胸筋
五十肩の改善

大胸筋は胸骨から始まり、腕に付くことで腕を上げたり、反対の腕を
触るような動作の時に使われます。
五十肩では、「体を洗うときに反対側の腕が洗えない」
いったお悩みに、大胸筋が関係しています。

大きな筋肉なので、硬くなると巻き肩になったりと姿勢にも
影響がでてしまいます。

(→大胸筋にセルフケアはこちら

 

その他の関係する筋肉

体幹前面の筋肉

体幹前面の筋肉は小胸筋前鋸筋が関係します。

小胸筋
五十肩 筋肉

小胸筋は大胸筋の下に隠れるようにあります。
肋骨から始まり、鎖骨の下を通って肩甲骨につくので
肩を下げたり、腕を前に押し出すような動きに関与します。

前鋸筋
五十肩 筋肉

前鋸筋は肋骨から始まり肩甲骨の裏につく筋肉です。
小胸筋と似たような働きをするほかに、腕を横に上げる動きにも
関与してます。
五十肩では、腕を横から上げる時に上げづらさを感じたり
わき腹に張りを感じます。

 

腕の筋肉

腕の筋肉には上腕三頭筋が関係します。

上腕三頭筋
五十肩 筋肉

上腕三頭筋は肘から始まり腕や肩甲骨につく筋肉で、肘を伸ばす動きに
関与します。

また、腕を釣り上げておく筋肉でもあるので、三角筋同様長く
動かさないでいると筋肉が落ちて腕にダルさを感じます

(→上腕三頭筋のセルフケアはこちら

 

体幹後面の筋肉

体幹後面の筋肉は棘上筋広背筋大円筋小円筋が関係します。

棘上筋
五十肩 筋肉

棘上筋は肩甲骨の上部にある筋肉で、腕を横から上げる時に三角筋の
補助をする筋肉となります。

小さい筋肉ですが、肩こりの原因になったりと硬くならないように
気をつけて欲しい筋肉です。

広背筋
五十肩 筋肉

広背筋は背中から始まり脇を通って腕の前につくとても
大きな筋肉です。
主に物を引く動作に関与しています。

五十肩では特に肩甲骨の下や、脇のところを緩めていただく
楽になれます。

大円筋
五十肩 筋肉

大円筋は肩甲骨の下から始まり腕の内側につく筋肉で、腕を後ろに
回す動作に関与しております。

大円筋を緩めたり、癒着をはがしてあげることで、服の袖に腕を通す
のが楽になります。

小円筋
五十肩 筋肉

小円筋は肩甲骨下部の外側から始まり腕につく筋肉で、腕を外側に
捻る動作に関与します。

この筋肉も大円筋と同じように、緩めたり癒着を剥がしてあげる
と、服の袖に腕を通すのが楽になります。

 

*最後に
五十肩は違和感を感じる程度の軽い方もいれば、痛みで夜も寝て
いられないような重い方もいらっしゃいます。
当院では鍼灸と指圧によって、改善へのお手伝いをしております。
五十肩は決して治らない症状ではありません。
諦めないで
一度ご相談をお待ちしております。

かとう七宝治療院は
皆様に笑顔でイキイキと暮らしていただくために、
健康の大切さに気付いてもらい、元気で幸せな未来を歩むための
お手伝いをさせていただいております。

 

 

当院の五十肩治療はこちら
(→当院の五十肩治療が効く理由