野球肩 は投球動作で肩を痛めるスポーツ障害です。
小学生や中学生の成長期~大人まで年齢層は幅広く、症状や病状もそれぞれ異なります。
肩の安静を保つことで改善を図ることが多いですが、1番の原因は酷使しすぎたことによって
コリが溜まっていることなので、しっかりとコリを取ることが大切です。
しかし、場合によっては手術が必要なケースもあるので最初は整形外科で検査することをお勧めします。
痛いと思ったら氷を当てる
当ブログでは何回も紹介しておりますが、痛みがある時は炎症を起こしている可能性があるので冷やしてください。
痛いところとそうでないところを比べると、炎症が起きていれば冷たさを感じにくいはずです。
そういった場合は湿布薬を貼って炎症が治まるうちに痛みも取れていきます。
「そもそも筋肉痛と怪我の見分けがつかない」という人へ、
今からそちらの方もわかりやすく説明します。
野球肩 の筋肉痛と怪我の見分け方
1番わかりやすい見分け方は
筋肉痛は全体に痛みを感じて怪我は関節周りに痛みを感じる
です。
肩の痛みの時は、肩全体に感じるのか腕のつけ根の骨が触れるところに感じるのかを目安にしてください。
他に肉離れなどは筋肉痛と同じように肩全体に痛みを感じますが、
筋肉痛は2~3日長くて1週間で治まりますが、肉離れはもっと長い時間かかります。
肉離れの時は安静にして冷やしてあげましょう!
血流が良くなり、内出血量が増えるのでお酒は禁物です。
腕が上がらない時は?
冷やしていても改善しない、腕が上がらない時は腱板が断裂している可能性があります。
完全に断裂している場合は手術でしか治らないので整形外科に行って一度検査を受けましょう。
腕が上がらない他に、首が回らなくなる人もいます。
これは球を速く投げようとしたり、遠くに投げようとして無理矢理身体を使った時に出る症状です。
首や肩周りの筋肉にコリが溜まっているので、怪我も含めてちゃんと治療を受けることをおススメします。
(→腱板損傷について)
野球肩 の痛みの緩和におススメのツボ
きょこつ(巨骨)
取穴方法:鎖骨の外端と肩甲骨の交わるくぼんだ所
けんぐう(肩髃)
取穴方法:腕を横に上げた時にできる前側のくぼみ
ひじゅ(臂臑)
取穴方法:肩髃穴から肘へ向かって指4本分下にある三角筋の縁
けんりょう(肩髎)
取穴方法:腕を横に上げた時にできる後ろ側のくぼみ
じゅえ(臑会)
取穴方法:肩髎穴から肘へ向かって指4本分下にある三角筋の縁
軽く指圧したり生米をテープで貼っておくと効果的なので、
ぜひお試しください。
*最後に
腱板断裂は手術が必要なので病院で検査を受けた方がいいです。
しかし病院では肩や首周りに溜まったコリを取ってくれません。
もし、今受けている治療に疑問や不満を持っているなら、一度当院の鍼灸施術を受けることをオススメします。
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(→当院の五十肩治療が効く理由)