肩こりはスマホ を使い過ぎて発症することもあります。
昔より肩がこりやすくなったと感じたことは無いですか?
スマホの普及の影響で10代の子供にも肩こりを訴える子が
出てきたほどです。
スマホを使用することで知らないうちに身体に負担がかかり、
肩こりになりやすくなります。
なぜなら、スマホを長時間使用すると、姿勢の悪化・視神経の疲労・
自律神経の乱れ・筋肉の緊張を引き起こすからです。
それぞれがどんな悪影響を及ぼすのか知ることで、スマホを使用する
時の注意点が見えてきます。
肩こりはスマホ の悪影響を受ける
・姿勢の悪化
上の写真をもう一度見てください。
肩が上がり、頭が前に出ていることに気がつきましたか?
このようにスマホに集中するあまり、だんだんと姿勢が悪くなって
しまう方が大勢います。
あなたも覚えがあるのではないでしょうか?
肩が上がり背中が丸まった姿勢でいると今度は頭が前に出てきます。
この状態が進行するとストレートネック、いわゆる「スマホ首」と
呼ばれるものになります。
スマホ首になると頭を支えるために首や肩に負担がかかり、肩こりが
悪化していきます。
スマホ首についての記事はこちら
(→ストレートネックが若者に急増中)
・視神経の疲労
スマホを見ていると、どうしても目が疲れてきますよね。
この目の疲れが肩こりを引き起こします。
上の図を見て下さい。
視神経の疲労は図のように首の耳の裏あたりに出てきます。
この首の筋肉が肩とつながっているため肩こりの元となり、
頭痛やめまいなどの症状の原因になるのです。
また、視神経が疲れるとかすれ目など物が見にくくなるので
自然と姿勢も悪くなります。
・自律神経の乱れ
まず始めに、自律神経について簡単にご説明したいと思います。
自律神経とは交感神経と副交感神経と呼ばれる身体のさまざまな
働きを調節する機能のことです。
交感神経:日中活動している時に優位に働いている緊張モードの
神経
副交感神経:夜間休息している時に優位に働いているリラックス
モードの神経
通常、この2つの神経はバランスをとっていますが、
寝る前にスマホを使用するとこのバランスが乱れてしまいます。
原因はスマホの光です。
昔の人は日の出と共に起きて活動し、日没とともに就寝し
休息していました。
寝る前にスマホを見ると、スマホの光が目から脳に届いて
脳は「まだ昼だ」と勘違いしてしまい、リラックスモードに
入れません。
そのため、睡眠が浅くなり身体の疲れが溜まってしまいます。
・筋肉の緊張
スマホを見るとどうしても身体に力が入ってしまいます。
姿勢の悪化、視神経の疲れ、自律神経の乱れ全ての影響が筋肉の
緊張を引き起こすからです。
こうした力みは無意識に入ってしまっているので、
自分では治すのも難しく、筋肉の緊張が強ければ血流も悪くなり
コリも悪化します。
*最後に
いかがでしたか?
スマホを使えば必ず負担がかかり、首や肩がこってきます。
これからはスマホを使う時は姿勢や時間、タイミングに気をつける
ことで、肩こりの悪化を防ぎましょう。
すでに肩こりがつらい人は、薬に頼っていると
そのうち効かなくなります。
根本的な改善は時間がかかりますが、続ければ必ず良くなります。
かとう七宝治療院は
皆様に笑顔でイキイキと暮らしていただくために、
健康の大切さに気付いてもらい、元気で幸せな未来を歩むための
お手伝いをさせていただいております。
当院の肩こり治療はこちら
(→当院の肩こり治療はこんなことしてます)