こんにちは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。
当院は患者さまに笑顔で生き生きと暮らしていただ
くために、身体の治療を通して健康の大切さに気付
いてもらい、元気で幸せな未来を歩むためのお手伝
いをしております。
先日患者さまから不眠の相談をもらい、施術したと
ころとても喜んでいただきました。
不眠については過去に記事にしたことがあるのです
が、同じように不眠で苦しんでいる方も多くいると
思うので、もう少し詳しくお話しようと思います。
以前の記事はこちら→不眠について
以前の記事で長期不眠には大きく4つの種類がある
とお話ししました。
<代表的な不眠の症状>
①入眠障害
②中途覚醒
③早期覚醒
④熟眠障害
今回は入眠障害についてお話したいと思います。
1.入眠障害とは
簡単に言えば「寝ようしているのに寝付けないこと」
です。
日本睡眠学会よれば‘‘夜間中々入眠できず寝付くのに
普段より2時間以上かかる状態’’とされていますが、
1時間以上寝付けないだけでもかなりつらいですよね。
2.入眠障害の原因
①交感神経が活性化している
私たち人間の身体には交感神経と副交感神経という
身体の状態を保つ2つの神経があり、まとめて自律
神経と呼ばれています。
寝ようと思っているのに交感神経が活性化している
せいで、身体が緊張・興奮した状態になってしまい
スムーズに寝付けません。
やる気スイッチならぬ睡眠スイッチが入らない状態
ですね。
交感神経の活性化は上に書いた不眠の症状のすべて
に関係します。
②考え事・心配事が多い
めちゃくちゃ眠たくない限りは寝ようとした時に、多
少考え事をしてしまいますが、それがドツボにはまっ
てしまった感じですね。
僕も寝れないことに意識がいってしまい、余計に寝れ
ない悪循環にはまったことがあり、翌日とても辛かっ
たです。
③環境
騒音がひどかったり、すごく暑い中で寝ようとすれば
誰だって寝付けないですよね。
寝る前のスマホなんかも光の刺激なのでやめましょう。
④その他
コーヒーのカフェインやたばこのニコチン、薬の副作
用などがあります。
毎日寝つけなくてつらい思いをしていると思います。
ですが、入眠障害は絶対に治らない症状じゃないので
一生薬を飲み続ける必要はありません。
次回は対処法・治療法を書きますので、楽しみにして
ください。
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