こんにちは、かとう七宝治療院
院長の加藤です。

当ブログ記事では皆様に笑顔でイキイキと暮らして
いただくために、
健康の大切さに気付いてもらい、元気で幸せな未来
を歩むための
お手伝いをさせていただいております。

前回は途中で目が覚めてしまう中途覚醒についてお
話しました。

寝てもすぐ目が覚めてしまう原因と対処法

今回は熟睡できていないことについてお話したいと
思います。

「寝つきは悪くないし睡眠時間もちゃんととってい
る。なのに熟睡感がなくスッキリしない。」
そんな時は熟眠障害の可能性があります!

睡眠不足でだるいことはありますよね?
熟眠障害では睡眠時間が足りていても、睡眠の質が
悪いので疲れがとれた感じがなかったり、頭がボォ
ーっとした感じがします。

これが意外と自覚症状がなく、疲れがとれないこと
による肩こりや頭重感などの症状が優先されてしま
います。
生まれつき肩がこるという人も、睡眠の質が悪い場
合が多いですね。

俗にいう深い眠りというのは、ノンレム睡眠のこと
です。
ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態なので、眠りが
浅いと脳疲労が残ったまま覚醒します。

これが起きた時のスッキリしない感じの原因です。

そんな睡眠の質はどうやったら上げられるのでしょ
うか?

1.朝に必ず日の光を浴びる
「午前中に日の光を30分浴びると、睡眠薬1錠分の
効果がある」と言われるほど日の光には睡眠の質を
あげる作用があります。

2.睡眠の環境を整える
寝るまえに明かりを暗めに調整したり、テレビやス
マホの使用を控えるなど、寝るための準備をします。

3.軽く運動をする
人はやはり身体の疲れが多少あった方が寝やすくな
るので、寝る3時間前に散歩などをしておくと熟睡
感が増します。

4.仮眠は20分以内にする
20分以上寝ると体内時計がリセットされるので夜の
寝つきが悪くなります。

これらを試して自力で睡眠の質を高められると良い
ですね。
「自力じゃ無理・やったけどあまり変わらない」な
んて人は鍼灸治療がありますよ。

筋肉の緊張を緩めるだけでも睡眠の質は上がります
し、自律神経の調整作用もあります。

いつも言ってますが、睡眠薬は常用しだすと終わり
がないので頼り過ぎないでくださいね。

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